セントラル商事会長坂本嘉山の商品相場人生&商品相場哲学とは・・・・

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商品相場で100億円稼いだ男
1.プロローグ
2.初めてのトレード
3.業界入り
4.相場の勉強
5.東京進出
6.相場会社設立
7.大試練到来
8.失敗・・・そして復活
9.F商品入社
10.破竹の勢い
11.100億円への道
12.相場師の張り方1
13.相場師の張り方2
14.相場師の考え方1
15.相場師の考え方2
16.相場師の考え方3
17.個人投資家へのアドバイス1
18.個人投資家へのアドバイス2
19.未来へ
20.編集後記

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中田: ゴム相場で取ったのは、何年ごろのことですか?
坂本: ゴムはだから、例の、O筋とN筋がやったゴム、彼らが買ってた時だ。O筋の脱税事件後の相場だよ。
中田: 最終的に60円まで下がった相場ですね。
坂本: そうだよ。
そう言えばこの間、タンスの引き出しに500万円入ってたよ。忘れてたのを引越しの時に見つけた。
中田: そりゃ、うらやましい(笑)
坂本: そういうことなんだよ、儲かるって事は・・・隠していた金があったんだろうね。女房から。とにかく税金はきちんと納めてたから、まじめなもんだ。ただね、例えば1000万円儲けたからと、ポンともらえるわけ、お客さんから。お客さんが税金払った上で。まあそのくらい儲かったし、お客さんにも儲けさせた。
中田: その辺で会得した、会長の相場の極意を簡単に教えていただけますか?
坂本: (チャートを指差し)
見てみな。これ。完全な売りだよ。これ。ここでも売りになってるけど。だからね、相場ってのはね、とにかく「儲けさせない仕組み」ってのをやるんだよ。なにも、ここで下がっちゃえばいいのにさ、なぜか、もう一回買わせるんだよ。もう一回買わせて、もう一回売らせて、もう一回買わせて、そして、だんだんだん!と下がって行くわけだ。
中田: 確かに、そうなんですよね。
坂本: だからね、こういう理屈を覚えると・・・いいんだよ。あとコーヒーで取ったな・・・
中田: コーヒーを会長が取ったのは自分もよく知ってますよ。
坂本: うん。
中田: そんな昔の話しじゃ無いし。会長は、ずっと手前まで玉回して、建玉制限分しか利食わないんだもの。
坂本: うん。それはね。E○○のAさんもよく言ってたよ。「あれ(坂本)は商社並み以上」だと。商社より私の玉の方が多かったもの。
中田: この下げ相場全部、丸取りしたんでしょ?
坂本: 丸取り。
中田: ずーっと売ってましたものね。チャートはこうだけど、実際納会すると順ザヤだから、5000円とか6000円とか下ですものね。
坂本: うん。下げ相場は、取りやすいことも事実。一般大衆が買うから。相場には、買いと売りしか無いから。その辺を頭の中に叩き込んで、いつまでも逆張りじゃ無いから。いつまでも売ったり買ったりしてる時じゃ無いから。どっちかにスタートしてる。始まりだから。それさえ頭に入れれば、もう、問題無い。
中田: 会長ね。(アラビカのチャートを指差し)ここから上げ相場入って来るじゃ無いですか。
坂本: うん、40セントからね。
中田: ぐちゃぐちゃしてますが。こういう時は、売ってはいないんですか?
坂本: いや、この辺ずーっと売りだよ。この辺で買いになったんじゃないかな。18,000円くらいの時から。
中田: ふむふむふむ。25,000円くらいまで上がったヤツ。
坂本: そうそう。で、今、23,000円でしょ?こんなコーヒーなんか、また、売りの時代に入ってるね。
中田: ふむ。
坂本: 霜とかなんとか言っても、だから、霜があったとしても、来年の春には、コーヒーは売りだよ。
中田: しかし出来高細ってますね。
坂本: だからこれね、人気が出れば面白いんだけれども。
中田: あまりにも少なくて。昔のロブスタのような感じ。
坂本: それは、どれでも言えるじゃないかね?ゴムだってそう。ね?それでね、なぜそうなっちゃたかと言うと、結論を言えば、あまりにも営業トラブルや苦情が多くなり過ぎた。コンプライアンスと言うものが打ち出されて来た、だから、簡単にお客さんを取って来ても駄目ですよ、と。だから、外務員も対面でもなんでも、レベルをアップしなきゃならない。
中田: そうでしょうね。